Valentine’s DAY/バレンタインデー
Column
今回はイギリスのバレンタインデーについて紹介したいと思います!
「バレンタインデー」の由来

ローマ帝国時代からこの習わしが存在していると言われており、
一般に家族や恋人など大切な人に贈り物をします。
「バレンタイン」とは、キリスト教司祭の名前「ウァレンティヌス」のことです。
ローマ帝国皇帝は、若者が戦争に行きたがらない理由は、愛する家族や恋人と離れたくないという気持ちにあるとし、結婚を禁止しましが、
司祭のウァレンティヌスは人々のこと想い、内緒で結婚式を行いました。
法を破ったウァレンティヌスは処刑されることとなり、その処刑日は2月14日でした。
この出来事がバレンタインデーの発端だと言われています。
余談ですが、2月14日はすべての神々の女王ユーノーの祝日とされており、
翌日にはルペカリアの祭り(男性が桶の中から女性の名前が書かれてい紙を引き、
相手の女性と祭りの間パートナーとして一緒に過ごすことができるカップル誕生のお祭り)が行われていました。
ルペカリアの祭りの前日である2月14日があえて選ばれたと言われています。
イギリスのバレンタインデー

バレンタインデーにチョコレートを贈るという習わしは、イギリスが発祥と言われています。
日本でも女性から男性にバレンタインデーにチョコレートを贈ることが多いです。
イギリスでは男性が女性にチョコレートだけではなく、花束・カード・プレゼントなどを贈ることが多いです。
日本と同様にチョコレートを贈る風習もあります。
イギリスのチョコレート製造大手会社のCadbury(キャドバリー)が1868年にギフト用のチョコレートボックスや、
ハート型のバレンタインキャンディボックスを販売し始め、ヒットしたのが
チョコレートを贈るバレンタインの発祥と言われています。
イギリスのチョコレート「お店編」

イギリス全土に120以上の店舗を構える国民的チョコレートブランド。
良質なカカオにこだわり200種類以上の商品を展開しています。日本にも店舗があるので日本でも購入可能です。
Charbonnel et walker(シャルボネルエトウォーカー)
プリンセスダイアナもお気に入りだったという英国王室御用達のチョコレートブランド。
王室の紋章は、ロイヤル・ワラントといい、英国王室最高位が認めた商品やサービスを提供するメーカーや小売店のみが使用することができます。
ROCOCO CHOCOLATES(ロココチョコレーツ)
オーナー自身が選んだ農園のカカオのみをブレンドしているのチョコレートブランド。
ロンドンに4店舗あり、カフェがあるのは1店舗のみ。チョコレートの高品質さは有名で、ブリティッシュ・エアウェイズのファーストクラスで提供されたこともあります。
Prestat(プレスタット)
トリュフチョコレートを開発したといわれるデュフール家で育ったアントワン・デュフールが創設したチョコレートブランド。
こちらもロイヤルワラントを授与されており、「チャーリーとチョコレート工場」のモデルとなったチョコレート屋さんです。
イギリスのチョコレート「スーパー編」

Cadbury(キャドバリー)
イギリスに本社をもつ国民的に人気なチョコレート菓子。
Maltesers(マルティザーズ)
食品メーカーMarsが製造するイギリス定番のミルクチョコレート菓子。
Terry’s Chocolate Orange(テリーズチョコレートオレンジ)
イギリスのヨーク発祥で、オレンジオイルが練りこまれたチョコレート菓子。
Lindt (リンツ)
スイスの正統派チョコレート菓子。
まとめ
いかがでしたか?日本は女性から男性にチョコレートをあげますが、イギリスでは男性が女性にプレゼントします。
またイギリスにはたくさんの王室御用達のチョコレートからスーパーで購入できるお手頃なチョコレートが幅広くあります。
イギリスに遊びに来た際には是非召し上がってみてください。
ハッピーバレンタイン!