500校以上のボーディング・スクールが参加! Combined Cadet Forceとは?
Column
こんにちは。ロンドン留学センターです!
今日はボーディング・スクールで体験できる課外活動
CCFについてご紹介したいと思います。
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CCFとは
ボーディング・スクールの中には、Combined Cadet Forceという英国政府による学生将校養成プログラムに参加している学校があります。課外活動の一つとして、若者へ挑戦的かつ刺激的な教育活動を幅広く提供しています。CCFの主な目的は、個人の責任感、リーダーシップ、自己規律を養うことです。イギリス人の学生だけでなく、外国人の学生も参加することができます。CCFは、2012年に発足されたThe Cadet Expansion Programmeをもとに当時の首相の名の元、結成されました。このプログラムは、2020年時点で参加校を500校に増やすという目標を達成し、新たな目標として、2024年4月までに士官候補生の数を6万人へ増やすと発表しています。
参加校の学生は、在校中の課外活動として楽しむのも良し、イギリス人の学生は自身のキャリアパスの一環として参加するのも良し、というユニークなアクティビティです。
学生は陸、空、海軍の中から一つを選択することが出来ます。(学校によってはご自身でご希望の選択が出せない場合もありますのでご注意ください。)
ウェブサイトはこちらからCCF
では、それぞれ三つの部隊の概要と、基本的な活動内容について触れていきたいと思います!
The CCF Royal Air Force
主な活動内容:1.飛行訓練(小型機やグライダー、輸送機やヘリコプターなどの空軍機に搭乗し行う飛行訓練)
2.操縦免許の取得(希望制)
3.射撃
4.リーダーシッププログラム
筆者の母校では、飛行訓練は主に小型機又はグライダーで行われていました。
特別な日には、英国空軍の士官がヘリコプターで校庭に降り立ち学生たちと交流するイベントもありました。
主な活動内容:
1.海上訓練(小型ヨット、パワーボート、モータークルージングの操縦方法)
2.パドルスポーツ、マウンテンバイク、マウンテンウォーキング、ロッククライミング、スキューバダイビングのトライダイブなど
3.フィールドデー(イギリス内のいくつかの拠点で軍艦見学など)
4.リーダーシップスキル、プールのライフガード資格、スペシャルフライングアワードへの参加(すべて希望制)
筆者経験談:
実際に、The CCF Royal Navyに一年間参加しました。毎週一回、放課後に20人ほどの同級生と退役軍人の講師とともに様々なアクティビティに挑戦しました。最も印象深かったのは、夏の一週間キャンプ。イギリスのとある港町にあるCCFの訓練所に寝泊まりしつつ、毎日目の前の海で小型ヨットの操船を教わりました。他校の生徒とペアを組み海上で競い合ったり、現役で使われている軍艦見学ツアーなど、イギリスの学校ならではの知見を深めることが出来ました。
また、三部隊それぞれ別のユニフォームが支給されるのですが、興味深いポイントが二つあります。一つはベレー帽のかぶり方です。Navyでは左目の上に紋章が来るよう角度を調節します。
そして二つ目は、敬礼の違いです。各部隊、手と腕の角度にこだわりがあるようで、少しでも間違っているときっちり直されます。Navyの場合、右手の指をきっちりそろえ、親指を手のひら側に少し押しこんだ状態で敬礼。手の甲は外側の状態で、ちょうど右眉の端手前で敬礼します。
他にも、ユニフォームの着方やズボンのすそをブーツに入れるか入れないかなど部隊によって違うようです。もしCCFに参加することがありましたら、細かいところまで違いを比較するのも楽しみの一つかもしれません。
ボーディング・スクールの醍醐味は、教育の幅にとどまらず、スポーツや課外活動の様々な選択肢にもあります。
きっと忘れられない異文化体験となると思いますので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください!
1.海上訓練(小型ヨット、パワーボート、モータークルージングの操縦方法)
2.パドルスポーツ、マウンテンバイク、マウンテンウォーキング、ロッククライミング、スキューバダイビングのトライダイブなど
3.フィールドデー(イギリス内のいくつかの拠点で軍艦見学など)
4.リーダーシップスキル、プールのライフガード資格、スペシャルフライングアワードへの参加(すべて希望制)
筆者経験談&まとめ
筆者経験談:
実際に、The CCF Royal Navyに一年間参加しました。毎週一回、放課後に20人ほどの同級生と退役軍人の講師とともに様々なアクティビティに挑戦しました。最も印象深かったのは、夏の一週間キャンプ。イギリスのとある港町にあるCCFの訓練所に寝泊まりしつつ、毎日目の前の海で小型ヨットの操船を教わりました。他校の生徒とペアを組み海上で競い合ったり、現役で使われている軍艦見学ツアーなど、イギリスの学校ならではの知見を深めることが出来ました。
また、三部隊それぞれ別のユニフォームが支給されるのですが、興味深いポイントが二つあります。一つはベレー帽のかぶり方です。Navyでは左目の上に紋章が来るよう角度を調節します。
そして二つ目は、敬礼の違いです。各部隊、手と腕の角度にこだわりがあるようで、少しでも間違っているときっちり直されます。Navyの場合、右手の指をきっちりそろえ、親指を手のひら側に少し押しこんだ状態で敬礼。手の甲は外側の状態で、ちょうど右眉の端手前で敬礼します。
他にも、ユニフォームの着方やズボンのすそをブーツに入れるか入れないかなど部隊によって違うようです。もしCCFに参加することがありましたら、細かいところまで違いを比較するのも楽しみの一つかもしれません。
ボーディング・スクールの醍醐味は、教育の幅にとどまらず、スポーツや課外活動の様々な選択肢にもあります。
きっと忘れられない異文化体験となると思いますので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください!