【海外旅行】YMSの方におすすめ!LCCの活用方法
Column
イギリスに住むメリットの一つは、日本からはなかなか行けないヨーロッパ各地へのアクセスが良いこと!
在英中にイギリスだけでなくヨーロッパの色々な国に旅行したいという方も多いかと思います。
今回は格安旅行のためには欠かせないLCCの活用方法について、代表的なeasyjet・Ryanairを中心にお伝えします。
LCCの種類
①easyJet:ヨーロッパ第2位のLCC。比較的定時発着率が高く、ロンドンの多くの空港を利用可能。ロンドンからの就航先…パリ、アムステルダム、バルセロナ、ベルリン等
②Ryanair:乗客数、売上高共にヨーロッパNo.1のLCC。最安値が特徴だが、追加料金や空港へのアクセスに注意。
ロンドンからの就航先…アテネ、フランクフルト、ダブリン、ミラノ等
③norwegian:北欧発着便を中心にヨーロッパ各国を就航。スカンジナビア航空に次ぐ北欧第2の航空会社。
ロンドンからの就航先…コペンハーゲン、オスロ、ヘルシンキ、ストックホルム等
④jet2:イギリスの格安航空会社。ロンドンではスタンステッド空港発着のみ。
ロンドンからの就航先…ニース、ドブロブニク、マルタ、ジュネーヴ等
⑤flybe:イギリスの格安航空会社。ロンドンの多くの空港を利用可能。
ロンドンからの就航先…マヨルカ、ローマ、ベルリン、リヨン等
予約方法
easyjet
①Easyjetの公式サイトから予約が可能です。出発地・目的地・日時等を入力し「Show flights」をクリックします。②搭乗したい便を選択したら、Continueをクリックします。
③座席選択は有料オプションのため注意してください。予約時に座席を選択しない場合は「Skip seats」をクリックします。この場合、座席はチェックイン時にランダムで選択されます。早めにチェックインをすれば、複数人のフライトでも近くの座席が選択されることが多いです。
④預け荷物がある場合は続いて申請し、ない場合は「Skip bags」をクリックします。機内に持ち込めるのは56x45x25cm以内の手荷物一つのみです。予約後や搭乗時にも預け荷物の追加は可能ですが、予約時より高額になるため注意が必要です。
⑤保険の追加やレンタカーの追加について聞かれるので、必要に応じ追加し、不要であればSkipをクリックします。
⑥アカウントをお持ちの方はログイン、持っていない方は新規登録を行い、搭乗者情報と支払情報を入力して予約完了です。登録したメールアドレスに予約完了のメールが届きます。
Ryanair
①Ryanairの公式サイトから予約が可能です。出発地・目的地・日時等を入力し、「Let’s go!」をクリックします。②搭乗したい便をクリックし、Standard,Plus,Flexi Plusのいずれかのクラスを選択します。
③搭乗者情報を入力し、「Continue」をクリックします。
④座席選択は有料オプションです。指定する場合は指定して「Continue」、指定しない場合は「Choose random allocation」をクリックします。
⑤手荷物または預け荷物の確認があります。Standardクラスの場合、無料で持込可能なのは40x20x25cm以内の手荷物一つのみで、それ以外は有料となります。
⑥有料のファストトラック、保険、駐車場、飲食物のオプションについて必要であれば追加し、「Continue」をクリックします。
⑦ホテルや交通手段について必要に応じ追加し、不要であれば「Check Out」をクリックし予約へ進みます。
⑧予約にはmyRyanairへの登録が必要です。Facebook、Googleアカウント、メールアドレス等で登録します。
⑨搭乗者情報と支払情報を入力し、支払いが完了したら予約完了です。登録したメールアドレスに完了メールが届きます。
搭乗方法
easyjet
●チェックイン:チェックインはオンラインかモバイルアプリによるチェックインとなります。搭乗時刻の30日前~2時間前までにチェックインする必要があります。搭乗券はモバイルアプリ上で取得するか印刷して持参します。預け荷物がある場合はチェックイン時に申請できます。●持込手荷物:機内に持ち込めるのは56x45x25cm以内の手荷物一つのみです。Flexi・Upfront・Extra Legroomの方やeasyJet Plusカードの所有者は、座席の下におけるサイズ(45x36x20cm)のラップトップバッグやハンドバッグを追加でもう一つ持ち込むことが出来ます。
●預け荷物:乗客一名につき有料で最大3つの荷物を預けることが出来ます。標準重量は23kgで、3kg単位で追加重量を購入できます。1つあたりの最大重量は32kgまでで、長さ+幅+高さの合計サイズは275cm未満である必要があります。空港のセキュリティを通る前に、専用カウンターで荷物を預けることになります。
●手荷物検査(セキュリティゲート):100ml上の液体を持ってセキュリティゲートを通過することはできません。飲み物等も含め、100ml容器より大きいものはゲートを通る際に捨てる必要があるので注意しましょう。100ml以内の液体は全て20cm×20cmの透明な袋に入れ、鞄から出した状態にしてゲートを通過します。空港によっては鞄の中に入れたままで問題ない場合もありますので、現地の注意書きや係員の指示に従いましょう。
●搭乗:搭乗時刻の30分前に搭乗ゲートが閉まってしまいますので、必ず30分前までには搭乗ゲートに向かうようにしましょう。
Ryanair
●チェックイン:オンラインチェックインする必要があります。有料で座席を指定した場合は出発予定時刻の60日前から、座席指定していない場合は2日前から2時間前までにチェックインすると座席が無料で割り当てられます。出発予定時刻の2時間前を過ぎるとオンラインチェックインできないため注意してください。公式アプリをダウンロードしている場合を除き、搭乗券を紙で印刷して持って行く必要があります。(印刷を忘れると空港でペナルティ料金を取られます。)EU圏外の乗客は、ライアンエアーのカウンターで搭乗券とパスポートを提示しVisa/Documentチェックを行う必要があります。●持込手荷物:Standardクラスで荷物の有料オプションを付けていない場合、40x20x25cm以内の手荷物一つのみ持ち込み可能です。Priority&2Cabin Bags(Plus,Flexi Plus含む)の乗客の方はもう一つ、10kg以内で55cmx40cmx20cmの手荷物を持ち込むことができます。
●預け荷物:20kgを超えない荷物を3個まで有料で預けることができます。スポーツ用品や楽器も可能です。出発時刻の40分前に荷物カウンターは閉まります。
●手荷物検査(セキュリティゲート):上記のeasyjetの手荷物検査欄をご参照ください。
●搭乗:搭乗は20分前に終了します。遅くても30分前までに搭乗ゲートに到着しておくことを推奨します。
その他注意点
●LCCの機内には映画等が鑑賞できる個人用モニターはなく、座席の足元の広さは狭めになっている場合が多いです。小柄な女性なら問題ない程度ですが、男性や背の高い方は少し狭いと感じるかもしれません。長時間のフライト等で快適さを重視したい方はLCCは避けた方が無難な場合もあります。また、無料のドリンク等のサービスはありませんが、有料でドリンクや軽食を購入することができます。●LCCの搭乗ゲートは空港の端の方にあることも多く、空港内の結構な距離を移動しなければいけないことがあります。余裕を持った行動を心がけましょう。
●LCC(特にRyanair)は遅延することも多いため、その可能性も覚悟の上でスケジュールを組んだ方が無難です。
●LCCに限らず非常口前の座席を指定されることがありますが、足元が広い代わりに荷物は全て頭上のロッカーに置かなければいけない、非常の際は避難に協力しなければならない等の制約があります。
●荷物の持ち込みを許可されていても、最後の方に搭乗すると機内の荷物を置くスペースがなくなり、荷物を預けるように依頼されることが稀にあります。その場合は預け料金は取られませんが、ピックアップに時間を取られることになるので、不安な方は早めに並んで搭乗される方が安心です。
関連リンク
各航空会社HP
●easyjet公式HP-easyjetアプリダウンロード(Google Play)
-easyjetアプリダウンロード(App Store)
●Ryanair公式HP
-Ryanairアプリダウンロード(Google Play)
-Ryanairアプリダウンロード(App Store)
●norwegian公式HP
●jet2公式HP
●flybe公式HP
便利情報
●ロンドン周辺空港へのアクセスについてまとめ
荷物の追加料金があったり機内でのサービスが最低限だったりという制約はありますが、短距離を安く移動するにはLCCは大変便利です。上手に活用して、ロンドンにいる間に最大限ヨーロッパを楽しみましょう!※2019年11月時点の情報です。最新情報は各航空会社のHP等をご確認ください。