【時期別】イギリスの気候＆服装アドバイス
Column

◇春

●　3月～5月

ようやく暖かくなり始める時期です！

3月上旬はまだ冬の名残で、寒い日も多いです。曇りの日が続き、木々にもまだ花が付かず、公園も少し寂しく感じられるかもしれません。

3月中旬から下旬にかけて、少しずつ暖かくなっていきます。日中、気温が15℃前後まで上がる日もあり、寒い冬から解放された気分になるのか、日差しのある日には、イギリス人にはTシャツを着る人もいます！

しかし、予想しにくいのがイギリスの天気の特徴でもあります。2018年はなんと、異常気象からか3月末にも雪が降りました！午前中晴れていても、午後には雨や曇りに変わってしまうことも多いので、傘やコートなど、対応できるように用意しておくと安全です。

4月からも、暖かい日と肌寒い日が交互に続くので、薄めのコートやカーデガンなどで簡単に調整できる服を準備しておくのがおすすめです。

◇夏

●　6月～8月

イギリスの一年で一番おすすめの時期といえばそう、夏です！
お天気の日が続き、日中は気温が30℃前後まで上がる場合もあります。日差しは強く外はまぶしいですが、日本の蒸し暑さとは違って湿度が低い分、カラっとしていて過ごしやすいです。

しかし、6月から8月の平均最高気温は20～22℃、平均最低気温は12℃程度と、日中の気温差が大きいです。
空気が乾燥している分、日没後や、日陰に入ると涼しく感じられるので、一日出掛ける場合は注意しましょう！

5月末からは半袖＋念の為カーデガンを持っておいたり、長袖のシャツで出掛けたりするのがおすすめです。
室内の冷房が効いていることが多いので何か羽織るものを持っておくと便利です◎

◇秋

●　9月～10月

この時期はまだ夏の名残で、お天気な日が多いです。一週間晴れの日が続くこともあります！
気温は20℃前後と日本の初秋よりも低めですが、日中は日差しがあり、半袖で大丈夫なくらい暖かくなります。

夕方になると日陰が涼しく感じられるかもしれないので、羽織るためのカーデガンも持っておくと便利です◎
10月上旬も同じように晴れの日が続きますが、中旬ごろから長袖やパーカー、日によってはトレンチコートの出番になってきます。
●　11月

段々曇りの日が増えてきて、朝晩がぐっと冷えてきます。サマータイムが終わり、日も短くなってくるため、日中でも肌寒く感じられます。11月上旬は15℃前後、中旬から下旬は10℃前後の日が多いです。

この時期になると、いよいよセーターの出番です。11月上旬からダウンコートを解禁する人がちらほら！
体感気温が1℃～2℃のときもあれば日中の気温が20℃近くまで上がるときもあります。

また、この時期の天気は不安定になりやすいようで、突然雨が降ることがあります。
天気予報がコロコロ変わるので、前日・当日にこまめにチェックしましょう！

◇冬

●　12月～2月

この時期はとても寒いです！
空気が乾燥しているので、外を歩いていて風が吹くと顔が痛く感じられることもあります。
雪が少し降ることもあります！

東京で言うと、寒さの厳しい2月に似た天気がしばらく続く、という感覚かもしれません。

暖かいダウンコート、足元のブーツは必須アイテムです。他にも、帽子・手袋・マフラーを身につけている人がほとんどです。

イギリスの部屋は、ほとんどがセントラルヒーティングシステムで、暖房が効いています。室内にいることが多ければ、暖かいインナーを着るよりも上に重ね着して調節するのがおすすめです。冬の夜、パブやレストランに行くと、ダウンジャケットの下に半袖やノースリーブを着ている人がいます！

外の空気が乾燥していて、屋内も暖房が効いていて乾燥しているので、のどの調子にも気をつけて、体調管理をしっかりしていきましょう！

◇まとめ

以上、イギリスの気候とおすすめの服装について、ロンドン留学センターのスタッフがお伝えしました！

今回のコラムでは、イギリスの一般的な天気を時期別に紹介しましたが、近年は異常気象の影響で予想外の天気となることもあります。2018年は、3月末に大雪が降ったかと思えば、夏は猛暑日が続きました。

長期間イギリスに滞在する方は、その日の天気に合わせて調整しやすい服装を用意しておきましょう！
天気が変わりやすいからこそ、天気の話題が絶えません！