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ロンドンでの物件の探し方や相場について
Column

YMSで渡英する方が最初に突き当たる悩みは、お仕事探しと共に家探しだと思います。本当に骨が折れる作業なので経験談と共に注意点やコツなどをシェア出来たらなと思います。

Content

探し方の流れ

食堂 まず初めに、家探しに使えるサイトとしてはやはりMixBが一番有名なのではないでしょうか。こちらは在英日本人のためのコミュニティサイトなので、ロンドンで初めての家探しのやイギリス独特のしきたり(家賃に何が含まれるのかやデポジットなど)や英語でのやりとりに不安を感じてしまっても日本語も使えるので比較的安心感があるかと思います。
毎日新しい家の情報が投稿されるので、こまめにチェックすることをお勧めします。また英語に、自信がある方はMixBと同じようなローカルの英系サイトもあるので、そちらも是非見てみて下さい。

では、契約までの流れを説明していきたいと思います。私は、先程ご紹介したサイトなどで情報を集め、場所や金額、写真の雰囲気を見て気になる物件に連絡を取りました。ビューイング(部屋の下見)の前に、自分が譲れないポイントのみを予め質問しておくといいかと思います。質問をした中で、気になった物件のビューイングのアポイントメントを取ると時間が無駄にならないかもしれません。
そしていざビューイングです。特に、女性の場合は出来るだけ一人で行かないことを勧められたこともあり、一番最初は知人に同行してもらいました。
その際に家の場所の治安、大家さんやフラットメイトの雰囲気、家の設備や契約内容をきちんと確認することをおすすめします。その際に私が確認したリストをまとめてみました。

・駅から家まで危なそうな地区や道はないか
・大家さんの雰囲気、同居かどうか
・近くにスーパーマーケットはあるか
・バスルームお湯が止まらないか ☜大事です
・カウンシルタックスについて
・契約時にコンダクトをもらえるか
・契約期間に縛りはあるか
・騒音はないか
・ナイトバスはあるか
これに加えて洗濯や乾燥機やwi-fiの制限などがない事や、フラット独特のルールなどがあうかどうかなど、個人的に気になる事を質問しました。

MixBお部屋探しページはこちら

家賃について

お家 そしてとても気になるのが家賃だと思います。これについては、残念ながら安くはなく、東京の家賃よりも高いと言われています。ロケーションにもよりますがシェアハウスの場合、600ポンドから750ポンドで、お部屋探しができるかと思います。勿論、映画やドラマで見るような高級住宅街を除きます…。また、契約の際はデポジットも必要になります。デポジットは大体一か月分を支払うことが多く、こちらは退去の際、部屋に破損がない場合、返金してもらえます。支払いをする際は、きちんと契約書なども確認することをお勧めします。

フラットシェアの場合でも、スタジオタイプのお部屋を一人で借りる場合でも、家賃にその他光熱費が含まれているか含まれていないか確認する必要があります。稀に、セントラルヒーティングなどの暖房器具や洗濯機など別途支払いが必要なことがあります。その場合は、コインでの支払いになることがほとんどです。キャッシュレス化が進んでるロンドンでコインを予め用意するのは難しい様に感じます。

次に、カウンシルタックスについて。こちらは日本でいう住民税の様なもので、こちらが家賃に含まれているかも確認した方が良いかもしれません。カウンシルタックスが含まれていない場合、毎月50ポンドから100ポンド家賃に上乗せで支払いをしなくてはなりません。(フルタイム学生の場合は支払いが免除されることがございます)※2019年現在

ロンドンはZONE制というエリアの区切りを使っておりZONE1から9までありますが、セントラルが活動拠点の場合には生活圏内として選ばれるのはZONE4までが多いです。ゾーン1に近くなればなるほど家賃は高く、郊外に行けばいくほど家賃は安くはなりますが、その分交通費が高くなりますので、正直どちらを選んでも価格だけを見たらほぼ変わらないことも多いかと思います。時間の節約としては活動拠点の近くが良いと思います。
私の場合、ZONE1からは少し距離がありますが、駅近で、治安の良い場所にあるフラットを選びました。フラットメイトや大家さんが優しく、居心地の良い今のフラットが私はとても気に入っています。

日本から探す場合

教室 日本から家探しを事前に始めたい場合、ビューイングは出来ない分、長期契約するのはリスクがあるかと思います。日本の賃貸とは異なり、敷金礼金が通常必要ないとしても、英語で記載された契約規約に、おかしな内容のものがあった際は、すぐに引っ越しができないためです。基本的に、契約期間は契約時に決められており、3ヶ月以上や6ヶ月以上契約必須のお家が多い印象です。もし利用規約以下の期間で退去された場合、退去時にデポジットから違約金を引かれることもあります。
そのため、日本から契約を希望する場合、短期のドミトリーを使ったり、語学学校に通われる方は短期でホームステイ滞在をすることをおすすめします。この滞在期間に、家探しをする方法が一般的ではないかと思います。他には、語学学校で扱っている学生寮や民泊(Airbnb)という方法もあるかと思います。

注意点・治安

ダイニングルーム 私が家探しで一番気をつけていたことは治安でした。ただ、ロンドンでは、昔治安があまりよくないと言われていたエリアが今では若者に人気のあるアーティスティックな街になっていることも多くあります。そのため、地区で決めつけ過ぎず、実際に気になるエリアへ足を運んでみて、駅から家までの道のりやオーナーさんの雰囲気、家の作りで見分けるのが一番かと今は考えています。そのため、ビューイング時に、街の様子を注意深く観察しておくのがとても大事だと考えています。例えば、少し遅い時間帯でもローカルの女性が一人で出歩いているかなど確認ができると安心かもしれません。
ロンドンの街は、道が一本違うだけで雰囲気がガラッと変わります。そのため、明るい時間帯や遅い時間帯に散歩がてら街を散策することをおすすめします!
冬は日が短く、夕方4時くらいには暗くなりますので、駅からの距離が近かったりナイトバスが出ているか、どのような道をバスが通るかなども確認できると良いかと思います。

引っ越し

教室 ロンドンでの生活に慣れてくると、他のエリアにも住んでみたくなるかもしれません。ロンドンでのお部屋探しでは、礼金がかからないため、日本で引っ越しをするよりも気軽にできるのがメリットかもしれません。
他にも、殆どのフラットには家具が付いていることもメリットの一つかと思います。ベッドやクローゼットはほとんどのフラットに付いていて、デスクや椅子が置いてあるお部屋もあります。
私がロンドンに来たばかりのころは、勉強に集中したかったため、大きな机が置いてあるフラットを選んだ事があります。その時のご自身の環境や状況に合わせてお部屋探しができるところが日本とは少し違う点かと思います。
枕や掛け布団などは、前の住人が使っていたものが置いてあることもあるようです。ただ、ロンドンにあるファストファッションのプライマークというお店では、生活用品も取り扱っており、お手頃にご購入いただくことも可能です。
引っ越しの際にも、荷物が少ない場合はタクシーなどを利用すると移動も簡単かと思います。

まとめ

ダイニングルーム 留学生だけではなくて、イギリスに住んでいる人たちでさえも、ロンドンでの家探しは難しいとのことです。住んでみないと分からない事もたくさんあり、住み始めたらシャワーが止まったり、お湯が出なかったり、ルームメイトがうるさかったりなど…色々とトラブルもあるようです。
私は今のフラットはとても気に入っていますが、引っ越し自体は日本より気軽に出来るので、気になるエリアやお家があったらまた引っ越しするかもしれません。
これからお部屋探しをされる方は、少し根気のいる作業ではあるのですが、素敵なお家との出会いが待っていると思いますので、頑張ってくださいね。