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イギリスのコーヒー文化とコーヒーチェーン店
Column

こんにちは!ロンドン留学センターです。

イギリスといえば紅茶!というイメージですよね。
実は紅茶文化が始まったのは18世紀で、すごーく古い歴史があるとはいえません。イギリスでは、紅茶より前にコーヒーのほうが人気な飲み物でした。紅茶文化の始まる前、約300年間コーヒーが大変親しまれていました。では、なぜコーヒー文化から紅茶文化に変わったのでしょうか?

今回は、どうしてコーヒーから紅茶が主流になったのかと現地スタッフおすすめのイギリスコーヒーチェーン店を少しご紹介します!

Content

①イギリスのコーヒー文化の歴史


少し歴史のお話しにはなりますが、学校で習ったピューリタン革命(清教徒革命)を覚えていますか?
ピューリタン革命後、アルコールは害という考えが広まり、脳の働きを活発にさせるカフェインを含むコーヒーブームが到来しました。
イギリス各地にコーヒーハウスが建設されました。ロンドンだけでも当時3000店以上のコーヒーハウスがあったと言われています。
オックスフォードにある「Queen’s Lane Coffee House」がイギリスの最古のコーヒーハウス(1654年建設)として有名です!オックスフォードを訪れる際は是非寄ってみて下さいね!

しかし、コーヒーハウスは女性禁制の場でした。
そこでトワイニングの創設者であるトーマス・トワイニングは紳士・淑女共に集まれる紅茶専門店「ゴールデンライオン」をオープンしました。女性も自由に出入りでき、厳選された貴重価値の高い紅茶を売っているという評判が広まり、国民の間で紅茶が親しまれるようになりました。
これがイギリスの紅茶文化の起源と言われています。
紅茶ブームの前はイギリスでもコーヒーが大量に消費されていたのご存知でしたか?
実はいまでもそのコーヒー文化がイギリスでも残っているので次はコーヒーショップのご紹介です!

②イギリス国内のコーヒーチェーン店


イギリスで見かける大手コーヒーチェーンをご紹介します。

COSTA coffee
「COSTA coffee」
イギリス国内だけでも約2000店舗以上あり、世界30か国以上に展開しているコーヒーチェーン店です。
気軽に立ち寄れるコーヒーチェーンです。


Caffe Nero
「Caffe Nero」
20年ほど前にできた新しいコーヒーチェーン店です。
サンドイッチやパニーニなどの軽食もあり、他のコーヒーチェーンに比べるとお手頃価格です。


PRET A MANGER

フランス語で「ready to eat」という意味ですが、イギリスで創業したカフェです。無添加食材を使っており、コーヒーやミルクもオーガニックのものと使っている健康志向なコーヒーチェーン店です。

③まとめ

いかがでしたか?
イギリスは紅茶文化で有名ですが、実は以前はコーヒー文化で栄えている国でした!現在も、ロンドンでは2011年から毎年4月に【London Coffee Festival】が開催されており、 世界中から有名なバリスタ達が集まり、最新のコーヒーを紹介するイベントや屋台で賑わっています。紅茶だけではなく、コーヒーも美味しいイギリスです。機会がありましたら、イギリスのコーヒーも是非飲んでみてくださいね!!
ちなみにインスタントコーヒーを発明したのは、日本人です。1899年にシカゴに在住していた加藤サリトルが「溶けるコーヒー」を発明したのがインスタントコーヒーの起源といわれています。