イギリスでのワクチン接種
Column
イギリスの「ワクチン接種」について書こうと思います!イギリスでは国民を対象にワクチン接種を行っており、予定では7月末までに全成人が第一接種終了を目標としています。
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だれが対象なの?
英国に現在住んでいる人が対象です。
留学生やYMSで英国に滞在している人でもNHS(国民保健のようなもの)を支払った人は対象です。
※ワクチン接種にはGPの登録とNHS NUMBERが必要になります。GPを登録すると、NHS NUMBERが発給されるのでGPの登録は行って下さい。
英国で認可が下りているワクチンは現在3種類あります。
・Pfizer-BioNTech(ファイザー)
・Oxford-AstraZeneca (アストラゼネカ)
・Moderna (モデルナ)
英国ではPfizer (ファイザー)とAstraZeneca (アストラゼネカ)の接種が現在行われています。Moderna(モデルナ)は4月からの予定です。
どのワクチンも2回接種する必要があり、第一回の接種から約12週間以内に第二回の接種が行われます。(第一回の接種時に次回の日時が決まります)
7月末までに18歳以上の成人が第一回のワクチン接種完了することを目標としています。
いつ接種できるの?
年齢や業種によって接種時期が異なります。医療従事者・ソーシャルワーカーなどフロントラインで勤務している人と70歳以上の高齢者の方はすでに接種が終わっています。
今後対象となるのは70歳以下の方々です。
4月15日まで50歳~69歳の人々と16歳~64歳までの持病がある人と無給の介護福祉士等が対象です。(2021年3月26日時点)
その後、7月31日まで40歳~49歳の人々・30歳~39歳の人々・18歳~29歳の人々の順で対象となっていきます。
※随時変更される可能性がありますので詳細は英国政府のウェブサイトとNHSのウェブサイトでご確認願います。
どうやって予約するの?
対象の時期になったら、NHSのウェブサイトにて予約をします。かかりつけのGPから連絡が来る場合もあります。119に電話して予約をすることも可能です。
ウェブサイトで予約をする際にNHS NUMBER等を入力します。
※ワクチンは選ぶことができません。
アレルギーや持病のある方・妊娠中の方は必ずGPと相談して下さい。
NHS website
まとめ
ワクチン接種にはNHS NUMBERが必要になりますので、まだGPを登録していない方はGPの登録をお願いします。上記の内容は2021年3月26日時点のものです。随時変更される可能性がありますので詳細は英国政府のウェブサイトとNHSのウェブサイトでご確認願います。