【イギリス地方都市特集 Part2】サウザンプトン
Column
イギリス地方都市特集コラムの第二弾を公開します!
この特集コラムでは、ロンドンから少し離れた地方都市の魅力を発信していく地方都市特集第二弾です。ぜひご注目ください!
今回は【サウザンプトン】です!サウスハンプトンともサザンプトンとも表記されるそうなのですが、皆さんはどんな印象をお持ちでしょうか?正直なところ日本人の間ではあまり知名度がないかもしれませんがこのコラムを読み終わった時に少しでも親しみを持って頂ければ幸いです!
それではイギリスの地方都市、海沿いの小さな町サウザンプトンをご紹介していきたいと思います!
サウザンプトンの、スタッフおすすめポイントは4つです!
サウザンプトンおすすめポイント
● ゆっくりとした時間の中で中世の歴史のロマンを感じることができる
● ロンドンにも日帰りで気軽に行き来出来るアクセスの良さ
● サッカー好きにはたまらない、サウザンプトンFCの本拠地
1. こじんまりとした学生の街
サウザンプトンのおすすめポイントの一つは、生活を送るにあたり必要なものが一通り揃っている事です。小さな街ではありますが、ショッピングセンターが二つあり、その内一つはイングランド最大級のショッピングセンターでもあります。そのため、レストランやカフェなどの飲食店も多く、大学や語学学校、ミュージアムやシアターもあります。冬の期間にはアイススケートリンクも開設され、こじんまりした街並みながらも学生さんが生活を送るにあたり非常に便利な街です。学生の人口が4万人以上の大学都市でもあります。港までセンターからも歩いてすぐなので、天気が良ければ綺麗な海も眺める事できる、最高のロケーションです。
旧市街地には中世からの歴史を感じられるスポットも多数あり、イギリスの歴史に興味のある方や、治安の良い場所で勉強に集中したい方にもお勧めしたい街の一つです。YMSビザでご留学の方は、サウザンプトンで集中して英語を学び、語学学校終了後にロンドンなどの大都市でお仕事探しをされる方もいらっしゃいます。
2. 港町ならではの特徴
サウザンプトンの歴史は長く、飛行機がまだ無い時代、皆ここから船で出国したとも言われるほどの大きな港町です。港には優雅な豪華客船が並んでいて、タイタニック号が出港したあの時代にタイムスリップしたような、電車や飛行機での旅行とは違う雰囲気が味わえます。サウザンプトン発着ツアーも多くあり、周回クルーズや他ヨーロッパ各国への航海もしていただけるかもしれません。港からは豪華客船の出港の様子を見ることも出来ます。
街の歴史についての博物館もあり、25分の1スケールのタイタニックの復元模型や、事故から生還した乗務員が身に付けていた懐中時計など、展示が充実しています。
サウサンプトンはニューフォレスト国立公園に最も近い都市で、公園で大自然を感じることも出来るでしょう。また、イギリスの地図制作に関わる「陸地測量局」の拠点の街となっております。
港周辺の海では「双潮」と呼ばれる、満潮時間が長くなる自然現象が起こるため、その時期は大型船の操縦も容易になるそうです。そのためクルーズ会社のUK本部の多きがサウザンプトンに集結しているようです。海にまつわるイベントの他に、近年では大規模な劇場含も増えてきており、ロンドンとは一味違う生活を体験ができます。
3. ロンドンやその他地方都市へのアクセス
国内旅行もでき、ヨーロッパ旅行をするにもアクセスが良いため、留学中に旅行楽しみたい方におすすめの都市です。ロンドンからサウザンプトンへは、ヴィクトリア駅もしくはウォータールー駅から出発し、海に向かって南西にイングランドの田舎道を走り抜けます。一般的にはウォータールー駅からの方が所要時間は短めです。
● サウザンプトン・ロンドン間:1時間半程度
● サウザンプトン・ブライトン間:2-3時間半程度
● サウザンプトン・オックスフォード間:1時間半程度
● サウザンプトン・ヒースロー空港間:2-2.5時間程度
(それぞれ片道計算、2019年11月現在)
サウザンプトンの更に南方に位置する島、ワイト島(Isle of Wight)にもフェリーで渡ることが出来ます。筆者は今回スケジュールの都合で降り立つことができませんでしたが、調べてみると、古くは恐竜がいたそうです。豊かに残る自然の中にはその痕跡を残し、現在の島の野生動物も希少種が多いなど、ロマンが溢れる都市です。夏にはロンドンから老若男女が訪れる、人気な隠れリゾートアイランドです。
ワイト島は、音楽好きにはたまらない大規模の野外フェスが毎年二回開催されています。6月上旬に4日間開催されるIsle Of Wight Festivalと、9月上旬に3日間開催されるBESTIVALです。(2019年11月調べ)
フェスがとても身近なイギリスですが、島でのイベントはまたひと味違った、リゾート気分を味わえる事間違いないと思います!
●サウザンプトンからバスに乗り、RedJet乗り場へ。船は30分~1時間に一本運航しており、約25分で到着出来るようです。
4. サウザンプトン学校紹介
サウザンプトンの語学学校のうち、こちらの2校をご紹介します!★ Lewis School of English
テキストは使わずに、生きた英語を習得出来る様に考え抜かれた授業スタイルを採用しています。スピーキングを伸ばしたい!と考えている方にもおすすめの学校です。学校の廊下には、自習で使えるテキストや、多くのシチュエーションで使える英会話のプリントなどが置いてあり、自由に使えるようになっています。授業で採用しているトピックは、一週間毎に変わっていくため、色々な題材から、英語力を上げることができるかもしれません。また、アクティビティも多く開催しており、生徒さんからのリクエストでアクティビティ内容を決めることもあるようです。学校はセンターにあり利便性も高くホームステイやレジデンスまではバスで10分~15分距離の静かな住宅街にあります。夏には、近くにある大学と共有のレジデンスへも宿泊可能となっております。
★ TEG Colleges Southampton Language college /TEG
イギリスの地方都市に学校を置くTompkins Education Group(以下略TEG)。TEGグループで2番目に創立されたのがこちらのサウザンプトン校舎になります。
ローコストな料金が魅力的で、フルタイムの英語コースの他にフランス語、スペイン語のレッスンやイブニングクラスなどバラエティーに富んだコースがあるのが特徴です。全校舎に渡って授業料金と開講コースをほとんど統一しているので転校(都市移動)を希望の場合もスムーズにお手配をいただくことができます。アクティビティは校内の掲示板以外に、TEGの無料アプリで確認できるなど、システムも整えられている印象です。学校提携のホームステイ先は、徒歩圏内にある家庭が殆どのようです。(稀にバスを利用する場合もございます)
5. まとめ
イギリスの文化に触れたい、都会の喧騒から逃れたい、海が大好き!そんな方にお勧めの街かと思います。 サウザンプトンの街や学校はロンドンよりもフレンドリーで、勉強に集中出来る環境も整っているので、一般英語コースの方には勿論のこと、ジュニアサマーコースをご希望の方へもお勧めの街です!イギリスの魅力が溢れる地方都市へのご滞在も、是非ご検討されてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでくださりありがとうございました。