イギリスの医療サービスとかかりつけ医
Column
今回はGP登録の流れをご紹介します!(2019年10月現在の情報)
こちらの記事を参考に、イギリスでの生活が始まったらなるべく早く登録することをおすすめします。
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NHSとは?GPとは?
NHSとは?
National Health Serviceの略で、国民健康保健制度を意味します。イギリスに6カ月以上滞在する場合、GP登録を事前にしておくと基本的に無料で医療サービスを受けることができます。
処方薬や歯科などは有料になります。
GPとは?
General Practitionerの略で、日本でいうかかりつけ医を意味します。診察を受けたい時は、登録したGPに予約をし受診します。
日本では、例えば発疹がでれば皮膚科に、耳に異常を感じれば耳鼻科に行くなど自身で病院を選択しますが、イギリスでは違います。
どのような症状でも、まずはGPに行き診察してもらいます。その上で必要と診断された場合にはこのGPに紹介される形でより大きな病院で専門的な治療を受けることになります。
登録可能なGPを探す
こちらのNHSのウェブサイトでポストコードや地名を入力し検索します。近い順にGP一覧が表示されます。
口コミのレート順や登録患者数順などに並び替え、自分に合うGPを選びます。
気になるGPが見つかったら医院名をクリックし、開業時間など詳細をよく確認してください。
電話で確認し、医院へ
選んだ医院に電話し新規患者の受け入れをしているか確認します。受け入れ可能であれば、問診の予約を取ります。
必要なものを準備し予約した日時にGPへ行きます。
※必要なもの ● 写真付き身分証明書(パスポートやビザ、運転免許証) ● 住所証明できるもの(銀行の明細書など)● GP登録申込書≪登録申込書はこちらからダウンロードできます≫ |
持病や現在服用している薬などあれば、英訳しておくと安心です。
申込書はご自身で用意した方が、事前に確認でき安心、確実ですが、GPでももらえますし問診時に看護師さんが記入してくれます。
申込書の内容をご自身でよく確認し、指定の場所に自分のサインをします。
GP登録完了!
これで登録され、後日NHSメディカルカードが送られてきます。これにはご自身と登録先GPの基本情報が記載されています。
ただ、地域によってはリクエストしないとカードを発行しないところもあるようです。
緊急時に対応できるようカードを携帯すると共に、GPの電話番号、サイトアドレス、NHSナンバーを控えておくとよいですね。
まとめ
以上がGP登録の流れになります。病気も怪我もなく使用することがないことが一番ですが、いつなにがあるかわかりませんので、安心なイギリス生活を送る為にも着いたらなるべく早めに登録しましょう。
電話や面接に緊張されるかもしれませんが、申込書や持病、お薬の英訳など、こちらの情報を参考に事前に準備しておけば、緊張も少し和らぐのではないでしょうか。
また、取得方法は変わることもありますので、こちらも合わせてご確認をお願いします。