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イギリスの大学について


イギリスの大学概要

■イギリスでは日本でいう大学はUndergraduate、大学院はPostgraduate
■日本の大学卒業資格と同じレベルの学位はBachelor(学士号)
■このうち、Bachelor of Artsが文系、Bachelor of Scienceが理系の学科
■日本で大学を卒業するまでに4年必要ですが、イギリスでは3年で修了の学部が基本。
*学期のスケジュール例*
(イギリスの大学ではこのような3学期制が一般的です。)
9月―12月
(クリスマス休暇)
1月―3月
(イースター休暇)
4月中旬―5月
(サマーホリデー)

入学までの流れ

よく海外の大学は日本の大学に比べて入るのは簡単、出るのは難しいと言われますが、あながち嘘ではありません。

まず、日本からの留学生の場合大半はファウンデーションコースという過程を1年経て大学へ進学します。ファウンデーションコースは学校にもよりますが、だいたい2回の試験がありその結果で学士課程への進学の合否が決まります。

しかしその試験というのも学期末テストのようなものなので、日本の大学入試に比べるとかなり簡単なものですが、全て英語での試験なのでそれなりの英語力が必要となってきます。

また、大学によっては大学が要求するレベルに達していない生徒でも、Undergraduateのコースが始まる前の夏に大学が提供するプログラム(プレセッショナル)に参加すればその大学へ進学可能、というケースもあります。


施設について

よほどロンドン中心部にない限り、イギリスの大学のキャンパスは広大なものが多いです。たいていの大学にはキャンパス内に図書館、カフェ、スポーツジム、公園のようなスペースのみならずクラブやバーまであります。郊外の大学になるとエリア内に銀行や小さなスーパー、郵便局などもあり、もはや小さな街のようなキャンパスもあります。

祭典について

入学式

イギリスには日本のように入学式はありません。最初に全新入生が集まる説明会があるのでそのときにコースが始まる日付や各種手続きを行います。それぞれの学部で授業がスタートする日が違うので、そのときにしっかり確認しましょう。

Freshers’ Week

入学式が無いかわり、たいていフレッシャーズ ウィークといって新入生を歓迎する週が最初の約1週間ほどあり、ソサエティ (サークルのようなもの) への入部手続きや学校案内、クラブやバーでのさまざまなイベントが行われます。

このイベントは学部外の生徒や先輩と知り合える良い機会なので積極的に参加するといいでしょう。

卒業式

卒業式はありますが、だいたいコースが終わるのが5月頃であるのに対し卒業式が催されるのは7月とだいぶ間があきます。このため卒業式に参加しない生徒も多少います。

映画などでも知られているように、イギリスの大学の一般的な卒業式では生徒はローブとハットをかぶります。

授業選択について

コアモジュール(必須科目)とオプショナルモジュール(選択科目)があり、
クレジット(単位)を計算しながら選択します。(学部による)
今後のために授業を多くとって単位を稼いでおくことも可能です。
2年生からは授業選択は学期が始まる前に行います。なので、1学年の終了時に2学年目の授業選択をします。
日本の大学と違いその授業が何曜日の何時のものかはその学期が始まるまでは分からないことが多いので、朝の講義は避けたいなど、好きな時間帯で授業のスケジュールを組むことはあまりできないでしょう。

授業について

授業は大きく分けてセミナー(少人数の講義)とレクチャー(大人数の講義)です。

1年目は大学がどういうものか慣れ、基盤を作る事が目的なので授業も易しいことが多いですが、2,3年になるにつれ難しく、全体の評価に関わる大切な時期になってきます。

日本とイギリスの大学授業風景の決定的な違いは、授業に対する姿勢です。日本では講義中に寝ていたり携帯電話をいじっている生徒が多く見られることも多々ありますが、それはイギリスではあまり見ない光景です。どんなに広い講堂での講義でも、生徒はしっかりと授業に集中しています。また、少人数のクラスではもちろん教授に指名されて意見を求められたり、ディスカッションやプレゼンテーションも行うので授業前の予習は大切です。

ポイント

留学生にとっては言語の壁を大きく感じるときでもありますが、間違ってもいいので自分の意見をはっきりと述べることが重要であり、その姿勢を教授も評価してくれます。


課題について

一般的な課題はレポート、プレゼンテーション、ポートフォリオなどです。こちらも授業内容と比例して1,2,3年になるにつれ内容も難しく、提出量も多くなります。もちろんのことですが、Plagiarism(盗作)にはとても厳しいです。参考文献の詳細はしっかりと決められた形で書くというルールがあります。

例1:本

Kotler, P. and Armstrong, G. (2009) Principles of Marketing 11th edn. London; Pearson Education Ltd.
<著者名、出版年、本の名前、エディション番号、出版社の都市、出版社名>

例2:Web

Morris, S. (2012) ‘Olympic torch relay brings tourists to Falmouth ? but will money follow?’. guardian. co.uk. [Online]. Available at; http://www.guardian.co.uk/sport/2012/may/15/olympic-torch-relay-cornwall-business?INTCMP=SRCH (Accessed; 15 May 2012)
<著者名、発行年、記事名、サイト名、URL、アクセス日>
*あくまでも例です

■大学にもよりますが、盗作防止のため課題はハードコピーのみでなくオンラインでも提出するよう求めてくる場合もあります。
■スペル(アメリカ英語とイギリス英語のスペルの違いにも気をつけましょう)や文法のミスも減点の対象となるので心配であれば提出前に教授に一度見せ、アドバイスをもらいましょう。
■プレゼンテーションは個人の場合もグループの場合もあります。
■どの授業でどの課題が出されるかは授業選択時にわかるので、例えばプレゼンテーションが苦手な場合はその授業を避け、違う授業を選択することもできます。


試験について

筆記試験には一般的な試験とDisclosed Examという事前に問題が公開される試験があります。

一般的なものは過去問を解いてどちらかと言えば広く浅く勉強する必要があるのに対し、Disclosedのほうはその公開された問題について事前にしっかりとリサーチし試験に望みます。
どちらの試験も課題と同じく盗作には厳しいので、参考文献をしっかりと暗記し記入しなければいけません。

たいてい試験がある授業、無い授業と選択ができます。試験が無い授業の場合は課題がそのぶん多いですが、試験特有のストレスが苦手な方はそちらを選ぶといいでしょう。


評価について

たいていの大学の評価は、40%以上が合格、それ以下が不合格となります。

課題で不合格になった場合は再提出、試験で不合格になった場合は再試をしなければなりません。

また、納得のいかない評価である場合も再度チャレンジすることができます。試験の採点は大学の教授の一任ではなく国の機関へ一旦送られ、不正が無く公平に採点される仕組みになっています。


落第について

全体の単位が足りない場合、成績が悪かった場合、何か問題を起こした場合など、落第する理由はいくつかあります。一般的に成績不振や単位不足の場合は再試や再提出する、またはもう1年その年をやり直すことで卒業できますが、ごくまれにもう一度1年生からやり直さなければいけないという大学もあります。将来に関する大事な問題なので、各自しっかりと大学側に確認するようにしましょう。


ソサエティ(サークル)について

イギリスの大学には日本でいう飲みサーは存在しないでしょう。

サークルに入っている生徒数はだいぶ小規模で、どちらかというと活動もあまり活発ではないことも多いです。規模の大きい大学にはジャパンソサエティも多くあります。

他の学部の友達を作るには大学のイベントに参加するか、寮に入るか、またはソサエティに入るかなので興味があれば参加するといいでしょう。


イギリスの大学生活について

日本では居酒屋やカラオケなど24時間営業している遊び場がたくさんありますが、イギリスでは夜11時にはほとんどのパブやレストランは閉まり、朝方まで遊べる場所はクラブくらいしかありません。そのためイギリスの大学生の最もポピュラーな遊びがパブやクラブ等なので、お酒を飲む機会は増えるでしょう。
‘ドリンキングカルチャー’と言われるほどイギリス人は多くお酒を飲みますが、イギリスの大学は常に遊んでいて卒業できるような簡単なものではありません。日本人よりもイギリス人のほうが遊び方がいろいろとクレイジーだったりしますが、遊びと勉強のメリハリをつけて大学生活を充実させましょう。
大学留学で得られるもののひとつとして、人種のるつぼであるロンドンでは得に、色々なバックグラウンドを持つ様々な国籍の人々と出会えます。若いうちに日本の外に出て世界に視野を向け、たくさんの知識を身につけることができます。

海外の大学への留学は困難も多く誰でも出来ることではありませんが、達成した後に得られるものは大きいでしょう。

イギリス大学一覧

 

 

 

 

 

 

注意

こちらで紹介したイギリス大学情報は一般的な情報となっております。各大学や学部によって制度の詳細は変わってきますので、ご相談はロンドン留学センターまでお問い合わせください。

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