■イギリス概要■
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イギリスの正式名称は、『グレートブリテン・北アイルランド連合王国 / The United Kingdom of Great Britain & Northern Ireland』と言い、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドから構成される立憲君主制国家であり、英連邦王国の一国です。
イギリスは四つの非独立国であるイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドより構成されています。従ってそれぞれの国は首都を持ち、ロンドン(イングランド)、エディンバラ(スコットランド)、カーディフ(ウェールズ)、ベルファスト(北アイルランド)となっています。中でもイングランドの首都であるロンドンは、イギリス連邦王国の首都としても有名です。伝統と新しい文化が交ざりあうロンドンの街と、古き良き英国を残している、緑豊かな郊外の街。イギリスは全ての地方がそれぞれの特徴を持ち、その土地の文化や言語を大切にするとても興味深い国です。
イギリスの基本情報
国歌 | “God Save the Queen”「神よ女王を守り給え」 |
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面積 | 約24万4000km2(日本の約3分の2) |
人口 | 約6631万1000人(2019年) |
首都 | ロンドン London |
女王 | 女王エリザベス2世 Queen Elizabeth II |
首相 | ボリス・ジョンソン |
言語 | 英語 スコットランド語、ウェールズ語、アイルランド語、コーンウォール語など |
政体 | 立憲君主制、議院内閣制、EU加盟 |
GDP (国内総生産) | 世界5位 |
民族構成 | アングロ・サクソン系がほとんど |
宗教 | プロテスタントの英国国教会が半数以上 |
イギリスの気候
イギリスでは平均的に日本よりも気温が低く、夏は蒸し暑くもないので非常に過ごしやすいです。しかし、1月、2月は大雪が降り交通機関がストップしてしまうこともありますので、フライトキャンセルも多々あります。Met OfficeやBBC Newsの天気予報で確認するなど、十分に注意しましょう。
イギリスの休日・祝日
イギリスではキリスト教や女王に関わる祝日が多く、新年やクリスマス以外は毎年祝祭日が異なりますので注意しましょう。中にはスコットランドのみ、アイルランドのみなどイギリス全ての地域で祝日が統一されていないので、滞在するエリアや旅行先では確認は必要です。イースター前後とクリスマス前後-新年の休暇中は長く休業する会社、レストラン、スーパーもあります。特にクリスマス前後-新年は地下鉄・バス・鉄道などの交通機関も平常運行しなくなるので注意が必要です。
1月1日(固定) | ニュー・イヤーズ・デー |
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1月2日(固定) | ジャニュアリーセカンド(スコットランドのみ) |
3月17日(2020) | セント・パトリック・デー(北アイルランドのみ) |
4月10日(2020) | グッド・フライデー |
4月13日(2020) | イースター・マンデー(スコットランド以外) |
5月8日(2020) | アーリー・メイ・バンクホリデー |
5月25日(2020) | スプリング・バンクホリデー |
7月13日(2020) | オレンジマンズ・デー(北アイルランドのみ) |
8月3日(2020) | サマー・バンクホリデー(スコットランドのみ) |
8月31日(2020) | サマー・バンクホリデー(スコットランド以外) |
12月2日(2019) | セント・アンドリューズ・デー(スコットランドのみ) |
12月25日(固定) | クリスマス・デー |
12月26日(2019) | ボクシング・デー |
イギリスの時差と日本からのフライト時間
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イギリスと日本の時差
イギリスと日本との時差は9時間です。日本の時間から9を引いた時間がイギリスの現在の時間になります。例えば日本で午後3時だとしたら、イギリスはまだ朝の6時。夏のサーマ―タイムの場合時差は8時間に縮まります。サマータイム実施期間は3月最終日曜日~10月最終日曜日です。
日本からロンドンまでは直行便で約12時間です。直行便を運営しているのは主にJAL(日本航空)、ANA(全日空)、ブリティッシュ・エアウェイズ、ヴァージン・アトランティックです。各航空会社から一日1便出ています。従って一日合計4便成田空港から出ています。時間や値段が異なりますので、個人に合わせた航空会社を選びましょう。
その他にも他の航空会社を利用すると韓国経由、ドバイ経由、フランス経由など乗り換えで行くことも可能です。この場合待ち時間や乗り換え時間がありますので、直行便よりも長い、15~20時間かかるでしょう。しかし、値段は直行便よりも遥かに安く、またストップオーバー(乗り換え空港で1泊以上すること)をして旅行もできるので一石二鳥です。
チップ制度・サービスチャージ
イギリスはアメリカほどチップには厳しくありませんが、レストランではサービスチャージがすでに入っている場合があります。サービスチャージ込みの値段の場合はチップを払う必要はありません。しかし、込みでない場合は基本的に合計の10%を置いていきます。また、レシートにまれにGratuityと書いてある場合があります。その場合もサービスチャージと言う意味なので、払う前に必ずレシートにService Charge または Gratuityが入っているかどうか確認をし、余計に払わないよう注意しましょう。また、パブやカフェなど先払いのお店はチップは払わなくても問題有りません。
度量衡
イギリスでは長さ、重さ、距離、容量の単位が日本と異なります。非常にややこしいですが知っておくと日常生活で便利かもしれません。
長さ |
インチ(inch) = 2.54 cm |
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重さ |
ポンド(pound) = 453.6 g |
距離 |
マイル(mile) = 1.61km |
容量(ビールでよく使います) |
パイント(pint) = 568ml |
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