Bury St Edmunds/ベリーセントエドマンド

Bury St Edmunds/ベリーセントエドマンド

Bury St Edmunds（ベリーセントエドマンド）はイングランド南東部、「イーストアングリア」と呼ばれる地域のサフォーク州内陸にある人口3万5千人ほどの街です。比較的小さな街ですが歴史は深く、9世紀にイーストアングリアの王エドマンドの埋葬地を中心に広がりだしたのがその始まりです。現在はビール醸造と砂糖の生産が主な地元経済で、その他にもローカルな中小企業で賑わっており観光地としても栄えています。現地の人には「ベリー」と呼ばれ親しまれています。

ベリーセントエドマンドの特徴

ベリーセントエドマンドは通常のマーケットの他にクリスマスやイースターに開催されるフェアもあるなど街の住人同士や家族で集まって楽しめる要素が多いです。街を歩くと大聖堂を始めとするゴシック式の建築物や遺跡を見かけます。修道院周辺のマーケット・ショッピング街は伝統的なデザインの建物が多く、古い建物を大事にしながらモダンさが加わったような街並みがその歴史を物語ります。

St Edmundsbury大聖堂

セントエドマンドベリー大聖堂が位置する敷地には1065年から教会が建っていましたが、1914年に大聖堂が建てられ、長年に渡り修復や改造が行われてきました。2000年にゴシック・リヴァイヴァル式のタワーが加わり現在の形となりましたが、引き続き未完成な部分もあります。

ベリーセントエドマンド大修道院・ガーデン

ベリーセントエドマンドの街の中心には街の名前の由来となった聖エドマンド殉教王のにゆかりのある修道院の遺跡と庭があります。修道院はイングランド国教会が誕生した16世紀頃にほとんど取り壊されてしまいましたが、目印の大きな門は14世紀に修復された形で建っています。

Greene King

ベリーセントエドマンドにはイギリス国内でも最大級のビール・エールの醸造所「Greene King（グリーンキング）」があります。200年以もの歴史があるグリーンキングには博物館のあり、ビール醸造の見学ができるツアーも行っております。