住所について

海外に行く際は、その国の住所の見方を知っておくと通学や日常生活での移動や国内の旅行などに役立ちます。特に日本とイギリスでは書き方が大きく異るので、出発前にイギリス式の住所に見慣れておくと初めて見るロケーションでも落ち着いて正確に場所が割り出せるでしょう。

住所の読み方・書き方

イギリスの住所は日本とは書く順番が逆で、番地、通り名（ストリート名）から始まり最後に郵便番号と必要な場合は国名がきます。また、イギリス内でも地域によって表記されている要素が変わることがあり、様々な表記に慣れておくと留学中にロンドン、イギリス内を移動する時に便利かもしれません。

☆日本の住所の場合

☆イギリスの住所の場合

☆イギリスの住所の場合：バリエーション

「都市名のみ」ではなく、地域・村・エリア名と都市または州名を書く住所（イギリス地方に多い）

番地番号の他に建物自体に名前がある住所

番地番号ではなく学校名から始まる住所

ポストコードについて

イギリスの郵便番号は「ポストコード」と呼ばれ、郵便物の配達などの際に住所を定めるのに大事な要素です。ポストコードはアルファベットと数字から成り、以下6種類の組み合わせがあります。

前半のアルファベットと数字はイギリス全国内のその住所の「Postcode area（区域）」を表し、後半がさらにそのPostcode area内の正確な場所を示します。各地域によって割り当てられるアルファベットの組み合わせは違うので、ストリート名などが見慣れない住所でもポストコードの前半を見ると大体イギリスのどの地域なのかがわかります。最初のアルファベットを見ると大まかな地域がわかり、後に続く数字とアルファベットがより具体的な地域内の位置を表します。

例：「SW」はロンドン南西部全体のポストコードですが、その中でも「SW1」はウェストミンスター周辺、「SW2」はブリクストン、「SW19」や「SW20」はウィンブルドン周辺を指します。

ポストコード前半が示す地域一覧

ロンドン内のエリア

その他のグレーターロンドンの外側に位置するBorough（区）はグレーターロンドンと隣接している州も一部網羅するポストコードが与えられます。

ロンドン以外のイギリス主要都市・州