Bristol / ブリストル

Bristol / ブリストル

ブリストルはイングランド西部にある港街で、ブリストル海峡に面しています。ロンドンからは列車で1時間30分ほど、またウェールズの首都カーディフからも1時間ほどで着きます。ブリストルは比較的大きくイギリスでは8番目、イングランド内だけでは6番目に人口の多い街です。ブリストルは主に産業が盛んで飛行機やエンジン生産で知られています。現在港での貿易はほとんどされていないものの、川沿いには小さな船、マーケットやショッピングセンターがあり、夏には地元の方や観光客で賑わっています。その他ブリストルは超音速輸送機コンコルドが開発された街としても有名です。

ブリストル気球フェスティバル

ブリストルでは1979年から毎年夏に4日間の気球フェスティバルが開かれます。現在使われているモダン熱気球はブリストル飛行機社に勤めていたエンジニア、ドン・キャメロンによって発明されました。そのため今ではブリストルのシンボルともなっています。ブリストル気球フェスティバルはヨーロッパで一番規模が大きく、100以上の気球が空に舞い上がり、10万人以上の人々がイギリス各地、世界中から集まります。気球のみならずイギリス空軍アクロバットチームのレッドアローズによる航空パフォーマンスを見ることができます。また、イベント内では音楽や屋台も充実し、夜はライトアップされた気球や花火を見ながら幻想的なブリストルの夜景を楽しむことができます。ブリストル気球フェスティバルはイギリス野外フェスティバルトップ5にも入っているほどビックイベントです。

クリフトン吊り橋

クリフトン吊り橋はイギリスの有名エンジニアI.K.ブルネルによって設計されました。工事が始まったのは1831年、そしてクリストン吊り橋が最終的に完成したのはプロジェクトが始まってから33年後の1864年です。150年近くの歴史をもつクリフトン吊り橋はブリストルの顔として知られています。

SSグレートブリテン

1845年代には世界最速、世界初の鉄製長距離クルーズシップがエンジニアI.K.ブルネルによって発明され、ブリストル港からニューヨークやオーストラリアへの船旅が盛んに行われていました。今ではこのSS Great Britainのみがそのままの形で残されている非常に貴重な歴史的大型クルーズシップです。現在SS Great Britainは約40年の航海を引退し、船内はミュージアムになっており、当時の船旅の風景や歴史が詳しく再現されています。

ブリストル大学

ブリストル大学は1909年に設立された大学で、2013年イギリス大学ランキングでは11位にノミネートされており、オックスフォードやケンブリッジ大学と共にトップ大学の一つとして知られています。ブリストル大学は数多くのノーベル賞受賞者、俳優、ミュージシャンを輩出しています。

ブリストル大聖堂

ブリストル大聖堂は1140年に設立された歴史的建造物です。重厚感漂う大聖堂の周りは緑豊かな公園が広がっており、天気のいい日にはゆっくりと寛ぐことが出来ます。大聖堂は365日開いており、入場料無料ですので、気軽に見学することが可能です。