カウンシルタックスとは
■カウンシルタックス概要■
カウンシルタックスは住宅用財産にかかるイギリスの地方税で、自治体によるサービス提供の運営に費やされます。(例:警察・消防署の資金、ごみ収集、共用緑地メンテナンス、ユースクラブや介護施設の運営、道路の清掃、公共交通機関の運営など)税金はイングランド、スコットランド、ウェールズ内の地方自治体に納められ、都市や区によってレートは様々です。
■支払い額の計算■
カウンシルタックスの計算に主に必要な情報は:住居の資産価値(価値が低い方からA-Hまでの8段階に分けられます)、その資産価値の物件にかかるレート、住人が免除・割引の対象になるかどうかの3つのポイントです。
※イングランド、スコットランドの物件の資産価値は1991年4月1日当時のものとされ、ウェールズの物件は2003年4月1日当時のものとされます。
住居の資産価値の確認>>Directgovの登録リストから住居のポストコードを入力して検索
ロンドン滞在中の場合は現在の自分の住居がロンドンのどのBorough(区)に位置しているかの確認が必要です。このBoroughを管轄しているカウンシル(自治体・議会)がカウンシルタックスの支払い先となり、Boroughによってカウンシルタックスのレートも異なるので注意が必要です。
支払いカウンシルの確認>>Directgovから住居のポストコードを入力して検索(イングランドの場合)
支払い方法
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カウンシルタックスの請求書には以下のことが表記されています。
・ その年の支払い額
・ 支払い額に至る計算
・ 支払いの締め切り日程(基本的にひと月ごとの支払いとなります)支払い額が年中に変更となった場合は新しい請求書が発行されます。有効となるはずの免除・割引が請求書に表記されていない場合はカウンシルに直接問い合わせましょう。
支払い方法は主に以下の通りです。
・ 郵送
・ 自動引き落とし(英国の銀行口座が必要)
・ カウンシルオフィスにて直接
・ 「Paypoint」「Payzone」「Quickcards」を使用(郵便局または銀行にて)
カウンシルによってはオンライン上または電話での支払いも可能です。
より詳しくは英国政府による案内(英語)をご覧ください。
免除・割引対象
カウンシルタックスの額は1家庭に2人以上の成人が住んでいることを前提に計算され、「1人暮らしの成人」または「成人とみなされない者と同居」という状況ではタックスの免除または割引の申請が可能になります。
カウンシルタックス納税の際は「成人」とみなされない住民:
18歳未満の子供
公認のアプレンティス(実習生)プログラムの参加者
フルタイム就学中の18-19歳
フルタイム就学中のカレッジ・大学の学生
フルタイム就学中の18-19歳
フルタイム就学中のカレッジ・大学の学生
条件:
・ 受講コースの期間が1年以上であること・ 受講コースが週21時間以上のものであること
受講コースがA-Levelまでのレベルである20歳未満の場合:
・ 受講コースの期間が3ヶ月以上であること・ 受講コースが週12時間以上のものであること
上の条件に当てはまる学生の場合は申請用に在学中の大学・カレッジに「カウンシルタックス免除のレター」を発行して頂くのが良いでしょう。
Skills Funding AgencyまたはYoung People’s Learning Agencyより資金援助を受けている25歳未満
学生看護師
ブリティッシュカウンシルに登録されている外国語補助教員
重度の精神障害を持つ者
自身の配偶者・子供ではない者の世話をする住み込みの介護人
外交官
※2014年7月現在、英国政府の案内より
賃貸契約の際の注意点
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フラットなどの賃貸契約を結ぶ際は家賃にカウンシルタックスが含まれているかどうかを大家さんまたは仲介業者と確認をします。含まれない場合はご自身で別に支払う必要が出てきます。同じ物件を数名とシェアして滞在する場合は住人が免除・割引の対象となるかの確認を取り、シェアメイトや大家さんと相談して正しい金額を支払うようにしましょう。

フラットなどの賃貸契約を結ぶ際は家賃にカウンシルタックスが含まれているかどうかを大家さんまたは仲介業者と確認をします。含まれない場合はご自身で別に支払う必要が出てきます。同じ物件を数名とシェアして滞在する場合は住人が免除・割引の対象となるかの確認を取り、シェアメイトや大家さんと相談して正しい金額を支払うようにしましょう。
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