Exeter / エクセター

Exeter / エクセター

エクセターはイギリス南西部、デボン州の人口約12万人ほどの都市です。2000年前に古代ローマ人により設立された歴史があり、大聖堂や教会などの古い建物や遺跡が多く文化遺産も豊かで、推理小説家アガサ・クリスティーやイギリスの有名女流作家ジェーン・オースティンの縁の地です。「ハリー・ポッター」シリーズの作者J.K.ローリングの出身大学がエクセター大学であることも良く知られています。海岸からも近く旅行先としても人気の場所です。

エクセター特徴

エクセターは街中も自然や歴史的建造物に溢れており、石畳仕様になっている道や緑の豊かなガーデンもたくさん見かけます。イギリス全国でもトップクラスのプロのラグビーチームの本拠地でもあり、セレブが別荘を買うのに人気の街でもあります。かといって常に大人数の観光客で混雑しているわけではないので、ゆっくりとイギリスの文化や歴史を味わうのにお勧めの街です。

エクセター大聖堂

ゴシック様式のエクセター大聖堂はイングランド最大のヴォールト天井を誇る地域を代表する建築物のひとつです。大聖堂の近くにはイングランド国教会の進学者リチャード・フッカーの彫刻があります。普段は様々な儀式等を行っていますが観光客も低料金で中を見学することができます。

エクス川

デボンとサマーセット州を渡り、エクセターという名前の由来でもあるエクス川は中世の頃は街の発達に大きく貢献しました。

地下パッセージ

エクセターの街のハイストリートの真下にはイギリスの他の地域に類を見ない14世紀から残る「アンダーグラウンドパッセージ」と呼ばれる地下道があります。今では人気の観光スポットになっており、ガイド付きのツアーを楽しむことができます。

ブルーボーイの彫刻

鮮やかな青が印象的な彫刻はエクセターの学校「聖ジョンホスピタルスクール」の記念品として作られたものです。この学校の制服は青い帽子とガウンが特徴で、そこから生徒に「ブルーボーイ」というあだ名が付いたのが由来です。校舎は1942年に爆撃により破壊されてしまいましたが、記念品の彫刻はエクセターの街中の5箇所に設置されています。

エクセターキャッスル

エクセターキャッスルは正式名を「ルージュモントキャッスル」とし、11世紀、王ウィリアム1世に対する反乱が起った際に建てられました。現在はエクセターの住人に結婚式場やパーティー、コンサート会場としても親しまれています。

Exeter Quayside

街の中心から徒歩15分ほどの距離にあるエクス川の辺りのQuayside（キーサイド・波止場）は現地の方にも人気のスポットで様々なアウトドアイベントを年中開催しています。現在は船が停泊することはありませんが水辺はいつも賑わっていて、家族で訪ねるのも楽しい散歩やサイクリングにも最適のエリアです。

エクセターの交通

ロンドンから国鉄で2時間ほどの距離です。大きな駅はExeter St. Davids とExeter Centralの2つがあり、ロンドンだけでなくイギリス西部のコーンウォールや北部にも電車が走っています。その他はバスがメインの交通手段であり、場合によって学生は割引の定期を購入することも可能です。