関西国際空港
関西国際空港は大阪湾内泉州沖に作られた完全24時間運用可能な国際空港であり、関西三空港の内、唯一国際線が就航する空港であり、関西の国際拠点空港として機能しています。また日本の空港で初めて、旅客・航空貨物の両方の24時間運用を開始した空港でもあります。
空港に行くための鉄道はJR西日本と南海電鉄があります。大阪から約65分、新大阪から約50分、なんばから約40分、堺からは3約30分かかります。バスは関西圏はもちろん、岡山や四国にも便があり、伊丹空港にも直通バスが通っています。深夜便に接続しない路線もあります、成田国際空港に比べて途中の渋滞が少ないなど道路事情も比較的良いので利用客も多いです。鉄道・車でのアクセスは、海上にかかる長さ3.7kmの連絡橋を利用しているため、開港以来数回、台風で連絡橋が一時的に閉鎖されるなど、風雨による速度制限・閉鎖という弱点を抱えています。現在では、連絡橋に防風柵が設置され、風速30メートル以内であれば列車の運行ができるようにしています。しかしながら、大阪市街までは約38kmあり、アクセスに必要な交通費の高さや所要時間の長さなどに不満が多いようです。
また高速船から神戸空港からでており、所要時間は約30分です。
関西国際空港-ロンドン間の主な経路
関西国際空港を利用してロンドンに行く際、成田国際空港か羽田空港まで行き、そこからロンドンまで行く直行便か、どこか海外の空港で飛行機を乗り換えてロンドンまで行く経由便の2種類があります。成田空港と羽田空港には国内線の便もあるので、英語にまだ自信がない、乗り継ぎが心配という方にとっては、成田国際空港・羽田空港を利用しての直行便の方が直接、日本からロンドンまで行けますし、日本人のキャビンアテンダントの方もいるため安心出来ると思います。
経由便は成田国際空港や羽田空港に行かなくていいので、直行便よりは多少安い便があり、また経由地を観光するようなプランをたてることも出来るのがメリットです。主にアジアの都市を経由してということになりますが、関西空港からはアメリカ、ヨーロッパ、中東などの都市に多くの種類の航路があり、それらの国に興味がある方にはいいと思います。また、シンガポール航空、カタール航空やエミレーツ航空といった評判の高い航空会社も多いです。注意点としては、経由便の場合は経由地の空港で荷物を一度回収して、再度預けなおさなければいけないのか、そのままロンドンまで運んでいってくれるのかを関西国際空港で搭乗手続きをする際に確認しておいた方がいいでしょう。また、経由地の空港によっては乗り継ぎの際にモノレールを使ってターミナル間を移動しなければいけない程、広い空港もあります。
主な航空会社 | 経路 |
---|---|
JAL、ANA、ブリテッシュエアウェイズ、ヴァージンアトランティック | 関西国際空港→成田国際空港→ロンドン(ヒースロー) |
JALとブリテッシュエアウェイズの共同運行 | 関西国際空港→羽田空港→ロンドン(ヒースロー) |
大韓航空、アシアナ航空 | 関西国際空港→ソウル→ロンドン(ヒースロー) |
中国東方航空、中国国際航空 | 関西国際空港→北京→ロンドン(ヒースロー) |
中国東方航空、中国国際航空 | 関西国際空港→上海→ロンドン(ヒースロー) |
キャセイパシフィック航空 | 関西国際空港→香港→ロンドン(ヒースロー) |
シンガポール航空 | 関西国際空港→シンガポール→ロンドン(ヒースロー) |
タイ航空 | 関西国際空港→タイ→ロンドン(ヒースロー) |
デルタ航空 | 関西国際空港→NY(USA)→ロンドン(ヒースロー) |
デルタ航空 | 関西国際空港→シアトル(USA)→ロンドン(ヒースロー) |
エール・フランス | 関西国際空港→パリ→ロンドン(ヒースロー) |
アリタリア航空 | 関西国際空港→ローマ(イタリア)→ロンドン(ヒースロー) |
ロフトザハンザドイツ航空 | 関西国際空港→フランクフルト(ドイツ)→ロンドン(ヒースロー) |
KLMオランダ航空 | 関西国際空港→アムステルダム(オランダ)→ロンドン(ヒースロー) |
フィンランド航空 | 関西国際空港→フィンランド→ロンドン(ヒースロー) |
エミレーツ航空 | 関西国際空港→ドバイ(アラブ首長国連邦アブダビ)→ロンドン(ヒースロー) |
カタール航空 | 関西国際空港→ドーハ(カタール)→ロンドン(ヒースロー) |
トルコ航空 | 関西国際空港→イスタンブール(トルコ)→ロンドン(ヒースロー) |
注意点
国際線使う際には2時間前までに空港に行っておいた方がいいでしょう。また、預ける荷物・機内に持ち込む手荷物サイズや重さ、種類に制限があります。ハサミ、ナイフ類、先の尖ったもの、バット類等は機内持ち込みができませんので、手荷物カウンターで預けてください。医薬品、ベビーミルク・ベビーフード、特別な制限食等は機内に持込は可能ですが、可燃性物質、高圧ガス、引火性液体等は機内持ち込みも預けることもできません。液体類の機内持ち込み制限があります。液体物、ジェル等は100ミリリットル以下の容器に入れ、それらの容器を容量1リットル以下のジッパーのついた縦20cm以下×横20cm以下の透明な再封可能なプラスチック製袋に入れたものは、機内に持ち込むことができます。それ以上のものは持ち込めませんので、手荷物に入れて、預けてください。100円ライターも液体物容器となりますので、袋に入れて保安検査を受けて下さい。袋は一人ひと袋になり、自分自身で準備をしなければなりません。空港内の薬局やコンビニにも売ってあります。
重量については、行き先・利用すクラスなどにより異なりますので、詳細は利用する航空会社へ問い合わせて下さい。また持ち込み品に関して詳しくは下記のホームページをご覧下さい。
渡英後、ホームステイを考えられている場合は、朝があまりに早かったり、夜10時以降になると、受け入れてもらえない可能性もあるので、到着時間を確認の上、航空券をとって下さい。
- その他便利情報
-
- 初めての方へ
-
- 基礎情報
-
- 学ぶ
-
- ビザ情報
-
- 生活情報
-
- 地域情報
-
- 暮らす
-