イギリスの通貨
イギリスでは、独自の通貨GBP=Great Britain Pound(グレートブリテンポンド)が使用されています。※通貨記号:£(Pound/ポンドまたはQuid/クイッドとも呼ぶ)
※補助単位:p(Pence/ペンスまたはピー)
※1ポンド=100ペンス
主に流通しているのは、イングランド銀行が発券しているポンド紙幣と硬貨。スコットランドの銀行が発券しているスコットランド紙幣をはじめ、北アイルランド、マン島、ジャージー島や、ガーンジー島などのチャンネル諸島、地中海のジブラルタル半島、南大西洋上のフォークランド諸島でも独自のポンド通貨を発行しています。通貨の価値はどれも同じで、これらの地域のポンド紙幣をイングランドやウェールズなどのメインランドに持ち帰った場合、紙幣の使用は可能です。
※しかし、まれにイングランドやウェールズの人々がスコットランドなど他の地域で発行されている紙幣を知らない場合もあります。また、イングランド紙幣以外のポンド紙幣は日本に持ち帰っても両替できないので、予め銀行でイングランド紙幣に取り替えておくことをお勧めします。
付加価値税: Value Add Tax (VAT)について
イギリスの付加価値税は0%、5%と20%の三段階に分かれており、どの商品が何%のVATかは法律で規定されています。0%課税は、生活必需品と、本、新聞や雑誌、子供服や法律で決められた項目の食品等が該当します。
5%課税は、車で使用する子供用のチャイルドシートや、燃料に対して、20%から5%に下げて課税されています。
20%課税は、その他の項目(例えばアルコール類、調理済の食品、ミネラルウォーター、アイスクリーム、ガソリンやレストランでの食事など)が対象となります。
クレジットカード
イギリスでは、クレジットカードの利用が大変普及しています。しかし、ICチップ付きのクレジットカードでPINナンバーを入力するタイプがほとんどなので、防犯上のためにもICチップ付きのクレジットカードを用意しておくことをお勧めします。また、イギリスの主要な都市の街角には ATM が多数設置されており、Visa、Master などの主要クレジットカードがあれば、手数料はかかりますがキャッシングが利用できます。1年以上イギリスに滞在する方は、イギリスで口座を作ることをお勧めします。
イギリスのクレジットカード(デビットカード)はどのキャッシュマシーンでもほとんど手数料がかかりません。また、ビザの更新などの証明にも便利です。1年未満イギリスに滞在される方は、日本とイギリスでも使えるCity Bank、新生銀行インターナショナルキャッシュサービス (手数料無料) などが非常に便利です。
両替所について
日本円はポンドへの両替はロンドン市内のほとんどの両替所で可能です。主な両替のポイントは、銀行、ポストオフィスまたはBureau de Change と看板が掲げられている両替所の3つになります。各店舗毎に、ポンド円の為替レートと換金手数料が違いますので必ず事前に確認してから換金するようにしましょう。※ヒースロー空港での両替手数料は20%以上と非常に高く、
緊急時を除き、空港以外での両替を強くオススメします。
ロンドンおすすめの両替所
ロンドン市内にあるお勧めの両替所をいくつか紹介したいと思います。◆Sterling FX
こちらはロンドン、マーブルアーチの近くにある両替所です。
英語でのレビューも良く店舗での両替と、郵送での両替を受け付けています。
住所:105 Edgware Rd, Tyburnia, London W2 2HX
◆Ace Fx
こちらも比較的レートの良いお勧めの両替所です。ロンドンブリッジの近くと、
イーストロンドンに実店舗があります。サイトも見やすくレートの確認ができます。
住所:5 London Bridge Walk, London SE1 2SX
◆BFC exchange
ロンドンブリッジの近くの実店舗をはじめ、
西ロンドンや南ロンドンの郊外にも数店舗ある両替所です。
住所: 69 King William St, Candlewick, London EC4N 7HR
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